カメラ断捨離が全然進まない。
っていうか、EF40mm F2.8 STMとBG-E11(バッテリーグリップ)を買ってから、カメラ機材は増えても減ってもいない。
では、なぜカメラ機材の最適化(断捨離)が進まないのか、そして最適なカメラとレンズのラインナップについて、もう一度考えてみたい。
なぜ断捨離が進まないのか?
まず、カメラ機材の最適化が進まない理由について考えてみよう。
カメラ機材が好き
単純に「かっこいい」「欲しい」という理由でカメラを買うから、減らない。
むしろ増える。
買ったあとも「やっぱりこのカメラはかっこいい」とか言って酒を呑んだりしているから手放せない。
コレクション願望
ぼくはもともと、なにか一つのシリーズを集めるのが好きだ。
洋服のブランドだったり家電のメーカーだったり、とにかく同じコレクション、メーカーで統一するのが好きなので、よく囲い込まれる。
- マーガレットハウエル(洋服)
- アップル(コンピューター)
- カリモク60(家具)
このあたりはまさにそんな感じで、とにかくいったん気にいるとそのシリーズのものばかり集めたり、コンプリートしないと気が済まない。(そしてそういうものは総じて高い…)
まったく。
カメラはコレクションアイテムではないんだけど…(洋服もコンピューターも家具も同じだけど)
損得計算
一度買ってしまうと、手放す時に様々な損得計算をしてしまう。
「買った時との値段の差」「売りに出す労力」「純粋に物が手元からなくなるという喪失感」…
この辺りのせめぎ合いになり、けっきょく面倒臭くなって「また今度でいいか…」と問題を先送り。
そして下取り価格はさらに下がっていく…という悪循環に陥る。
まったく、去年よくニコン機材を全て手放せたと自分でもびっくりだ。
買い方
そもそも、カメラの買い方がよくない。
前から何回も言っているはずだが、「目的を達成するために必要な機材を選ぶ」「必要な機材を買う」のが鉄則。
これは裏を返せば「必要のない機材は買わない」「使わなかった機材は手放す」ということ。
この「当たり前のこと」が実践できていれば、こんなに機材は増えていないはずだが、実際は
「欲しいから、買う」
「かっこいいから、買う」
みたいなことをいまだにやっている。
そりゃ機材は減らないわ。
最適な機材ラインナップ
では、「目的を達成するための機材選び」を純粋に突き詰めたとき、ぼくに本当に必要な機材とは。
考えてみた。
- X-T2
- XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- XF10-24mmF4 R OIS
- XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
- RICOH GR
…以上。
RICOH GRの代わりにX100Fでもいいんだけど、ポケットに入るレベルの携帯性と高い描写性能でRICOH GRが用途に合っている。(28mmに慣れているのもある)
単焦点レンズを1つ残してもいいかもしれない。そうなるとXF35mmF1.4 Rか。
じゃあ、余剰機材は手放そうか
…というわけで、上記以外の機材はすべて「必要のない機材」なので、手放してしまおうか。
Canon機材
- EOS 5D Mark Ⅲ + BG-E11
- EF40mm F2.8 STM
- EF50mm F1.2L USM
- EF24-70mm F4L IS USM
FUJIFILM機材
- X-Pro2
- XF60mmF2.4 R Macro
- X100F
…
…
おぅふ
管理人さまの断捨離話は本当に面白い。全くおっしゃる通りです。
私など管理人さまのように吟味された素晴らしい機材を持っている訳ではありませんが、
使用目的もはっきりしないのに「かっこいい」とか「これは普段使いに」などと理屈にならない理屈をつけて
手を伸ばしそうになります。
ある著名な写真家が「どれだけ機材を揃えていても、その瞬間2本の手で使える使える機材は1台だけ」と
おっしゃっていて「あー、その通り」と思いましたが、やはりダメですね(笑)
これからも大いに散財して(失礼 笑)楽しいお話を綴ってください。
Hiro07691さん、いつもコメントありがとうございます!
その写真家の方の名言、最高に的を射た意見ですね…
ぼくもそれは分かっているんですけど、どうにもうまく行きません。
カメラそのものの魅力(かっこよさ)がぼくを狂わせているんですかねぇ…
そう考えると富士フイルムXシリーズは最高に罪作りなカメラな気がしてきました…!
散財…はほどほどにしたいですけど、これからもカメラに振り回される人生になりそうです…