YM先生の次回作にご期待ください
ありがとう、東京。
3月は卒業のシーズン。
この度、引越しに伴ってとうとう東京編が打ち切り終了することになった。
せっかくなので、東京で過ごした3年半と、その間のこのブログについて簡単に回想してみたい。
2016年

当時のお台場ガンダムはまだRX-78(初代)
私が札幌から東京に移ってきたのは2016年9月。
異常に暑かったのを覚えている。なんだここは。こんなとこ住めるか。
そして、引越し当日の夜に部屋にGが発生したことは、一生忘れない。なにあの恐怖体験
…それはともかく。その時のメインカメラはニコンD810とX-Pro2 。ニコン大三元時代真っ只中だった。…今となっては懐かしい。
移り住んできた当初から仕事はアホみたいに忙しかったけど、はじめての東京暮らしは刺激的で楽しかった。
とにかく近場の観光地の写真を撮りまくった。
日記的な感じ。
主な使用機材
- Nikon D810
- FUJIFILM X-Pro2
2017年

国内旅行の2017年。これは原爆ドーム。
せっかく東京に来ているからと、東京を拠点に今まで行ったことのない土地へ旅行に行った。
広島、鈴鹿、伊勢神宮。
福島にも行ったなぁ…
D810を手放したのに、なぜかすぐに5D MarkⅢが手元に…。
いまだに読まれている大三元関連の記事ができたのもこの辺り。
- Nikon D810
- FUJIFILM X-Pro2
- FUJIFILM X-T2
- CANON 5D MarkⅢ
- RICOH GR
2018年

万世橋駅跡の通路。
この頃から「東京の撮影楽しい」熱が高くなり、あまり旅行をしなくなった。
リピートするようなお気に入りの場所もできた。
特にお気に入りは以下。
- 丸の内
- 秋葉原・神田
- 銀座
- 六本木
- 新宿
- 表参道
機材では、5D MarkⅢ、X-T2を手放して、X-H1とXF16-55mmF2.8 R LM WRを召喚。
結局大三元…。
最近は少しずつ考え方が変わってきている気がするけど。
- FUJIFILM X-H1
- FUJIFILM X-Pro2
- FUJIJILM X-T2
- FUJIFILM X100F
- CANON 5D MarkⅢ
- RICOH GR
2019年

東京駅×XF8-16mmF2.8 R LM WR
モノクロ・建物・パターン。
この辺にスポットを当てて撮影した写真が増え始める。

最近のお気に入りビル
やっと少し、自分の写真の方向性みたいなものが見えた気がした(気がしただけかも)
機材的にはほとんど動きがなかった。
…これが盛大な前振りになってしまうんだけど。
前述の「自分の写真の方向性」は、結果的に翌年の機材(ほぼ)総入れ替えの引き金となる。
富士フイルムからのマウント変更をほのめかし始める。
使用機材
- FUJIFILM X-H1
- FUJIFILM X-Pro2
- FUJIFILM X100F
- RICOH GR
2020年

丸の内の丸ビル
所有していた機材のほとんどと引き換えに、新しいカメラで再スタート。
実は正月前後に一時期頭が壊れてた時期があって、手持ちの機材がえらいことになっていたが済んだこと。もう言うまい…。

銀座のどこかのビルの裏。
それにしても、まさか住む場所まで再スタートになるとは。
…なごりおしい。

銀座の地下
ただいま、札幌。

札幌シティー
というわけで4月からは北海道、札幌市へ。東京という最高の被写体を失うのは非常に残念だ。
…でも悔やんでばかりもいられない。新しい被写体を探さなくてはいけない。札幌市は東京と比べてしまうと規模も小さく、見どころも東京と比べると少ないけど。
そして冬が寒いのが辛い。ほんと辛い。
「その代わり雪景色撮れるじゃん」という意見もあるかもしれない。だが、それは冬の寒い雪の日に屋外で長時間撮影することがどのくらい過酷なことか分からないから言えるのだ。あれはヤバイよ。
まあ、寒さ対策は次の冬シーズンに考えるとして、まずは春(という名の東京の冬くらいの寒さの季節)をどうやって過ごすか…。
新しいルーチンを見つけていきたい。
これからのYM-PHOTO BLOG
続けるか、やめるか
さて、東京のスナップ写真が中心になっているこのブログをどうしようか、と5秒くらい考えたけど、とりあえず続けることにした。
定期的に記事を掲載できるほどの撮影モチベーションを維持できるのかは未知数だけど、なんだかんだと4年くらい続けてきたし、このブログは自分にとって「広大なインターネットの世界の、自分の家」という感覚で運営しているので、なくなってしまうと悲しい。
新しいカメラも買ったし、モチベーションについてはなんとかなりそうだ。
これからの更新内容(予定)
色々と環境が変わっていくので、記事内容もそれに伴って変わっていくことになりそうだ。
主なものだと
- 富士フイルム → ライカ
- 東京スナップ → 札幌スナップ
となることは避けられない。
とはいえ、富士フイルムの機材は
- X-H1
- XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- XF60mmF2.4 R Macro
- 写ルンです×20個
が残っているので、完全になくなることはないけど、メインはライカMモノクロームでの撮影にシフトしていくので少し記事数は減ると思う。(ここ最近の出来事から、富士フイルムというメーカーに対して思うところがあるので、それについて書くことはあるかも)
あとは街並みや建築物を撮影する機会が減る可能性があるので、それをどうやって補強していくか。
- 街撮り → ネイチャーフォト?
…やっぱり自然か。大自然に解き放たれるしかないのか…。
まとめ
そんなこんなで、ひとまず東京での撮影は終わるけど、この街は最高の被写体なので、出来る限り時間(とお金)を作って、定期的に撮影旅行に来たい。

がっかり時計台
俺たちの戦いはこれからだ!
こんにちは!
興味深く記事を拝読し、掲載の各写真を愉しく拝見しました。
何年間かで撮った写真を振り返ると、「傾向の変遷」が判ってなかなか面白いものだと思います。
札幌へ移られる訳ですね?札幌も、カメラを提げて歩き廻るには愉しい場所であるように思えますよ。
「他地域で暮らす」という時間を経て、長く馴染んでいたつもりの場所に足を踏み入れると、「写真に…」というモノに存外気付くと思います。
そう言えば「札幌の街のモノクロ」というのは、在るような、余り無いような感じなので、色々と面白い画が掲載されることを愉しみにしたいです。
東京に来た頃の写真と今の写真はなんかだいぶ変わったなあ…と思っていて、これは東京に来たことで変われたのかなあ、なんて思ってるんですよね。
札幌は地元なので刺激が少なくなるのを恐れていますが、Charlieさんの仰るとおり札幌の街のモノクロに特化している人はあまりいないかもしれませんね!
その辺りをモチベーションにして写真を撮っていきたいです!
こんばんは、、、、
そうですかぁ、ライカ移転と同時に札幌へお戻りですか、、、。私も北海道は実は生まれ故郷です(単に母親が実家で産んだだけですが、、)でも鮭が生まれ故郷に帰りたがるのと同じように私も今は北海道大好き人間ですので、羨ましい限りです。
YMさんは、、、私より歳は遥かに若いですが、なぜか同じような匂いのするお方と思っています、私から見たら北海道は写欲が湧きまくるところ、これからの写真楽しみです。
それと、、、、今後の機材遍歴も(買わないと言っていたXーPRO3を買って1ヶ月で売ってXーPRO2を買い戻した私が言うのも何ですが)楽しみです。
北海道は写欲が湧く…きっとそれが正しい感性なんだと思います。僕は都会への憧れみたいなのが過剰なのかもしれません。
北海道の雄大な自然や、一部の特徴的な街並み、そして雪景色…。
被写体に恵まれているのにそれを見逃してしまうのはもったいないのかもしれませんね。
まずは色々、興味を持ってやってみたいと思います!
あと、僕もX-Pro3よりX-Pro2派なのでお気持ちはすごくわかります!
札幌への転勤お疲れさまです。お互い、サラリーマンの宿命ですね。
「あの頃は総重量5キロにも及ぼうかという機材を抱えて撮影旅行に臨まれていたものですが」
と突っ込もうと思ったら、ご自身で振り返っておられました 笑
様々な機材沼とレンズ沼を経た上で、ライカ片手にフットワーク軽くという撮影スタイルに行きつく
という貴重なプロセスを疑似体験させて頂き、本当に楽しく拝読して参りました。
これからの札幌編も楽しみにしております。
今さらながら、管理人様がいつもおっしゃる通り、10万円のレンズを普通に「安い」と
言ってしまう、沼の住人に共通した麻痺した金銭感覚は真剣に反省しなくてはいけませんね 笑
サラリーマンは、住む場所を選べませんね…
それでも札幌は北海道の中では桁違いの都会なのでよかったかな、と…
東京に来た時は、プロの人顔負けの機材(ただし腕はない)でしたね…
いや、結果的に今はさらに恐れ多い機材を使ってますけど。
重い機材と一緒に色まで捨ててしまった札幌編、どうなるか不安ですけど、ぜひまたこのブログに遊びに来てください!