「撮りたい写真」がない?
大都市を撮りたいと言い続けてきたが、なんだかんだでこの半年で2回の東京旅行に行くことができた。
数日間、死ぬほど歩いて街の写真を撮り歩いたことで欲求が満たされ、今の私には「撮りたい写真」がなくなってしまったように思う。
撮りたいものがないなら大人しくしていればいいのに、そのくせ写真という趣味は続けていきたいと思っており、そこに執着するあまり、今度はカメラ機材にばかり気持ちが向く。
ネットショップ徘徊を経て、すでに買うことを決意している機材もいくつかある。しかし、そもそもそれらが活躍する場である撮影機会をどの程度作れるのか。それがいちばんの問題だ。
毎週末、大都市圏に出られるわけではないので、日常的に「撮りたい」と思わせてくれる被写体を見つけたいところだが…それが難しい。この4年間ずっと模索しては失敗を繰り返してきた。
自然風景、物撮り、近所の公園、道端のクローズアップ…撮りたいというよりも「これで満足しなければ」という感情の方が圧倒的に高いため、長続きしないし、そもそも満足度が低い。
写真そのものに興味が持てないため、逆に機材のことを調べる時間が増える。そうして、使わない機材をカートに入れてはやっぱり要らないを繰り返す。無駄な時間だ。
写真に興味を持とうと、最近は著名な写真家の写真集を買って読むことを習慣にしている。さぞ勉強になるのかと思いきや、写真の腕の差がありすぎて、写真を見せられても逆にどこがいい写真なのかわからない。SNSでバズる「分かりやすいいい写真」に慣れすぎてしまったからか。そして、良さが分からないことに凹む…。新たな負のスパイラルにハマっている。
写真趣味って難しいな、と改めて感じる、道東3回目の春。
おまけ
機材が増えたが、このカメラのことを書くと怒られるので記事にはしない予定だ。
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