今、カメラを買うなら。これがおすすめベスト3!(2021年1月)

イントロダクション

2021年。新しい年だ。

一年の始まりであるこの時期は、「心機一転して新しいカメラで撮影したい!」「今年からカメラを始めてみよう!」という方もたくさんいることと思う。

でも、カメラを買うときに一番困るのが
どのカメラを買えばいいのか分からない!」ということ。

「一眼レフか、ミラーレスか?」
「どの機能を重視すればいい?」
「どのメーカーに将来性がある?」
いろいろな判断基準があると思う。

カメラは高い
そして一度購入すると他メーカに変更するのもハードルが高い。
予算が限られているなら、買った後に後悔しないよう、将来性も含めて正しかった、と思える選択をしたい。

今回の記事は、そんな方々のお悩みにお答えしたい。

カメラをムダに買い替え続けてきた私が、実体験や調査した結果導き出した、2021年1月時点での「これにしておけば間違いない!」と思える、おすすめレンズ交換式カメラベスト3を紹介する。

ランキングベスト3発表!

第3位 SONY α7R Ⅲ

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ソニー(SONY)
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私も2回買った「SONY α7R Ⅲ」が第3位。

約4240万画素の高画素、5.5段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正、399点像面位相差AFセンサー、約10コマ/秒の高速連写、リアルタイム瞳AF(動物も可)。さらに高画質な4K動画を撮影可能。
非の打ち所がないエリートカメラだ

なお、α7R Ⅲの「R」は「Resolution」=高画素の意味。
有効約4240万画素の高画質が、このカメラ最大の特徴。ピクセルシフトマルチ撮影により更なる高画質な写真を撮ることもできる。

余談だが、α7シリーズは初代「α7」から世代が上がるごとに大幅に改良され、完成されていったカメラ。そしてα7R Ⅲはその名の通り第3世代のα7
個人的な感想だが、α7はこの第3世代からカメラとしての完成度が大幅に上がったと思っている。(ボディ剛性、グリップ、SDカードデュアルスロット等)

現在、最新機種「α7R Ⅳ」が併売されているが、値段とファイルサイズを考えるとこちらのⅢ型が現実的な選択肢だと思う。(いまならキャッシュバックもあるしね)

【ここがgood!】

  • 全部入りの安心感。
    やりたいことが決まっていなくても、このカメラを買っておけば、なんとでもなる。
  • 高画素センサーによる繊細な描写はため息もの。
  • α7シリーズは人気機種なので、周辺機器も多くて助かる
  • SIGMAのDNレンズ(※)が使える!

※DNレンズ:ミラーレス専用設計レンズ。

【ここがbad!】

  • 高画質の代償としてファイルサイズが大きい。場合によってはHDDの増設やPC新調が必要になるかも…?
  • ニコンやキヤノンと比較すると、ボディの耐久性に難あり…?
  • 純正のαレンズが高い…(特にGM、Gレンズ)。

 

私が購入した時のレビュー記事はコチラ↓

またSONY α7R Ⅲを買った。そしてX-H1を売った。

第2位 Canon EOS R6

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キヤノン
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キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS Rシリーズ」のスタンダードモデルキヤノンEOS R6」が第2位。

「フルサイズミラーレスの新標準」を謳うだけあって、有効画素数約2010万画素のフルサイズセンサー、最高約20コマ/秒の高速連写、待望の手ぶれ補正機能(8.0段!)、4K動画撮影機能と、現代のカメラに必要とされる機能を標準搭載。
前作「EOS R」でユーザーが不満に思っていたところを潰してきた、という印象のカメラ。デジタル一眼レフ「5D」系と同じ操作系を採用したこともユーザーの評価が高い。

失敗する可能性が少ない、安心して買えるカメラだと思う。

キヤノンRFマウントはレンズも続々と登場してきているし、いずれはサードパーティ製のレンズも発表される可能性が高い。そもそも純正のマウントアダプターで、一眼レフ時代のEFレンズが問題なく使用できる。

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キヤノン
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キヤノンというメーカーの安心感も手伝って、将来性も含めて安心して選べるカメラだ。

【ここがgood!】

  • ほとんどの性能が平均以上
  • 小さく、軽い。が、小さすぎない。
  • 5D系の操作系が使いやすい

【ここがbad!】

  • そもそも売ってない(供給不足)
  • レンズがまだ少ない(ほとんど純正レンズのみ…)
  • 上位機種であるEOS R5が欲しくなるかも…。

 

第1位 SONY α7 Ⅲ

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α7シリーズのスタンダードモデル「α7 Ⅲ」が第1位。

これはもうなんと言うか、「フルサイズミラーレスの定番」になりつつあるカメラ。
迷ったらとりあえずこのカメラにしておけば問題ないだろう。

約2420万画素フルサイズセンサー、693点像面位相差検出AFセンサー、リアルタイム瞳AF(動物も可)、最高約10コマ/秒の高速連写、5.0段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正…。とにかく死角がない。

より尖った性能を求めるなら「R」「S」になるが、ほとんどの場合、このモデルを選んでおけば正解である。
なお、α7R Ⅲと比較するとα7 Ⅲのほうが優れている部分もあるため、単に「廉価版」の枠に収まっていない。
そしてなにより、α7R Ⅲよりも安い。(今ならキャッシュバックもある)

フルサイズミラーレスの新基準として、ミラーレスカメラというジャンル全体に影響を与えた、非常に重要なモデルとなった。

オールドレンズの母艦にもおすすめ。

余談だが、最近ソニーからα7cというコンパクトラインが発売された。
α7 Ⅲとスペックが似ている部分が多く、比較対象となることも多いと思うけど、レンズとのマッチング、撮影しやすさ、価格差などを総合的に判断すると、静止画をやるならα7 Ⅲを選んだ方が幸せになれると思う。…動画がメインの場合は、もしかすると別の結果になるかもしれないけど。

【ここがgood!】

  • 迷ったらコレ、の安心感
  • 豊富な対応レンズ(純正・シグマ・タムロン等)
  • (比較的)安価。中古も多く出回っている。

【ここがbad!】

  • 安パイすぎて選択肢としての面白みはない。
  • 純正のαレンズが高い…(特にGM、Gレンズ)。
  • 良くも悪くもオールラウンダー。そのうち尖った「R」や「S」が欲しくなるかも…

 

一眼レフか、ミラーレスか。

まず、結論から言おう。

今買うならミラーレス一眼、一択。

すでに各社、一眼レフからミラーレス一眼に軸足を移していることからもお分かりの通り、今からデジタル一眼レフを買うメリットはないと思う。

「電池が持たない」「連写性能が低い」「オートフォーカス速度・精度が低い」「レンズが少ない」…これらのミラーレス黎明期の欠点は、現在ほとんど克服されている。
これに加えて撮影結果を確認しながら撮影ができるEVF(電子ビューファインダー)、小型軽量のボディ、動画機能の充実…。利点が非常に多いのだ。

「一眼レフをずっと使ってきて、レンズ資産がある」「一眼レフそのものが好き」という場合は別として、「レンズごとカメラシステムを買い換えよう!」「初めてカメラを買うけどどれにしよう?」という方にはやはりミラーレス一眼をお勧めしたい。

なぜフルサイズミラーレスなのか

上記のランキングを見て気づいた方も多いと思うが、今回は全て、フルサイズセンサーを搭載したいわゆる「フルサイズミラーレス」を選んだ。

ではセンサーサイズがより小さい「APS-C」や「マイクロフォーサーズ」センサーを採用したカメラはだめなのか?という問いが、当然のように出てくると思う。

だめではない。

が、積極的に選ぶ理由が少なくなってきたかな、というのが私の感想だ。

フルサイズの利点

フルサイズ
SONY ILCE-7RM3 (105mm F2.8 DG DN MACRO | Art, 105mm, f/13, 1/2.5 sec, ISO6400)
フルサイズセンサー

フルサイズセンサー搭載カメラ最大の利点は画質。
「ダイナミックレンジが広い」「暗所でのノイズが少ない」「ボケが大きい」。
デジカメにおいて「画質」に重きを置くなら、センサーサイズは「大きいに越したことはない」。

もちろんセンサーが大きいことによるデメリットもある。
レンズが大きくなる、ボディもレンズも高価、望遠が弱い…。

ここからは個人的な意見だが、カメラ・レンズを選ぶにあたり、最も優先すべきことは何か。
私にとってそれは「綺麗な写真を撮れるかどうか」

フルサイズの方が小さいサイズのセンサーよりも綺麗な写真を撮れる。
それは物理的に埋まらない絶対的な差である。
なら、あえて小さいサイズのセンサーを選ぶ理由は?

APS-C、マイクロフォーサーズについて

apscセンサー
FUJIFILM X-Pro2 (XF60mmF2.4 R Macro, 60mm, f/16, 1/6 sec, ISO200)
APS-Cセンサー

もちろん、APS-C、マイクロフォーサーズには、独自の利点がある。

まず、値段が安い。電気屋で比べてもらうと分かると思うが、APS-C・マイクロフォーサーズのカメラはフルサイズに比べると格段に安い。(一部を除く)
そしてレンズも安い。(一部を除く)
値段が安い、というのは非常に重要だ。レンズもたくさん揃えられるだろう。
なので、今後もずっとAPS-C、マイクロフォーサーズ!という人には是非ともおすすめしたい。

ただ、フルサイズの誘惑に耐えられそうにない人、小さいセンサーのカメラで慣れてからステップアップしよう、と考えている人にはおすすめしない。
APS-C、マイクロフォーサーズ専用設計のレンズはフルサイズカメラと互換性がない。
結局カメラだけでなくレンズもすべて買い直さなればならなくなるから、遠回りした分、コストがかかることになる。
そんな回り道をするくらいなら、最初からフルサイズ買っておこう。

もう一つ、APS-C、マイクロフォーサーズは、システムとしてフルサイズよりもコンパクトだ
そもそも受光部であるセンサーが小さいので、ボディ・レンズともにより小さく設計ができる。

でも、所詮はレンズ交換式カメラ。
ボディにレンズが生えた状態では、カバンへの収まりなどを考えると正直、絶対的な差はない。
極端なことを言うと、コンパクトを極めるならコンパクトデジタルカメラやスマホでいい。

それに、フルサイズセンサー対応のレンズは確かに大きいが、近年はデジタルによる補正処理を前提にすることにより小型化を図るなど、その差は縮まりつつある。

また、APS-Cセンサー対応カメラ自体が「フルサイズの廉価版」「入門機」扱いとなっているメーカーもある。モチベーションが上がらないのが実際のところだ。

そんなわけで「おすすめできるか」という観点で見ると、私としてはおすすめはできないので候補から外した。

ニコン・富士フイルム・オリンパス・パナソニックはだめなのか

今回のおすすめ機種はSONYとキヤノンの2メーカーのみ
じゃあ、他のメーカーはダメなの?となるのは当然だと思う。

結論から言うと、だめではない(2回目)。

でも私は以下の理由からおすすめしなかった。

ニコン

老舗カメラメーカー。
Z7Ⅱ、Z6Ⅱは素晴らしいカメラだし、発表・発売されているレンズも素晴らしいと思う。
ただ、ニコンに関しては会社の将来性に不安がある。
いきなり潰れる、ということはないと思うが、あまりにも赤字を垂れ流しているので、「今後10年間大丈夫!」という太鼓判は押せなかった。のでおすすめから外した。

あと、カメラのデザインをもう少しだけ頑張って欲しい。
もう一回、ジウジアーロ(Nikon F3のデザインを手がけた)連れてきたほうがいいのでは。

富士フイルム

APS-CセンサーのXシリーズ、中判センサーのGFXシリーズを展開するメーカー。

つい最近まで私もこのメーカーのカメラを使っていた。
このメーカーのカメラ・レンズはAPS-Cの割に高価で、サイズも大きい(特に最近)
独特な世界観を持ったメーカーだが、簡単に手のひら返しをする、ストリートフォトの価値そのものを貶めるようなプロモーションをして炎上するなど、企業姿勢には疑問が残るところだ。
カメラのデザインは好きなんだけど…。

なお、GFXシリーズは中判センサー。フルサイズより巨大なセンサーは、当然解像力も高く、素晴らしい描写をする。
ただしその代償でボディ・レンズがかなり大きい・重い。そしてなにより、値段が高い。
現時点で、GFXを趣味で買うのはちょっとキツいと思う。

オリンパス

会社に不安、どころか営業事業部門、売っちゃった。
OMデジタルソリューションズという会社が継承するようだけど、これはいつ無くなっても文句言えない状況だしなぁ…。

センサーサイズはフルサイズの1/2程度。
かなり小型・軽量だが、使っていた当時(E-P3時代)の率直な感想は、フルサイズと比較すると同じ条件で撮影したときに画質に明らかな差があるのが素人目にも明らかだということ
携帯性・望遠を重視する人にはいい選択肢かもしれないが、万人におすすめできるかというと疑問が残った。

パナソニック

マイクロフォーサーズとフルサイズ、2つの規格を持つメーカー。

動画性能に定評があるので、マイクロファーサーズ・フルサイズどちらにせよ動画をやるなら検討する価値のあるメーカーだと思う。

…ただ、これは完全に個人的な感想だが、「家電感」がすごい。
見た目を重視する場合、これは結構キツい。底面に「リチウムイオン電池はリサイクルへ」とか書いてる。正直モノとしての「持つ喜び」みたいなものは皆無と言っていい。

Lマウントアライアンスで唯一の現実的な選択肢だったが、あまりのダサさに候補から外れた。

ライカは?

 

 

おすすめしません。

 

 

でも、どうしても、と言うのなら、もう、止めませんよ

 

ダークサイドへようこそ

まとめ

結論を言うと。

  • SONY α7 Ⅲ
  • Canon EOS R6
  • SONY α7R Ⅲ

これのどれかを買っておけば後で後悔することはない。…多分。

でも最後に一つ補足を。
ここまで書いてきたのはあくまで「どのカメラを買おうか迷っている人向けの、私がおすすめするハズレのない選択」

本当は、色々なカメラを触ってみて、「これを使いたい!」と思ったカメラを、時間をかけて根気よく使い倒すのが、きっと唯一の正解

あなたは、私のように、なってはいけない…。

人がカメラの購入・買い替えを決断するとき

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6 件のコメント

  • CanonEOS R6良さそうですよね。うちの奥さんはRPからの乗り換えでR6にするか?R5にするか悩んでましたがR5にしたようです。

    ただ…残念なことが…
    昨年注文しましたが、まだ彼女の手元には届いていません><

    ミラーレスが流行っている昨今ですが、デジイチPENTAXな私には縁遠い流行です(笑)

    • R5、やっぱりかなり納期が遅くなってるみたいですね…
      キヤノンは今回唯一、αと迷ったメーカーだったんですけど、そもそも在庫がないのが決定打になりました…機会損失ですねー

      PENTAX…男らしい選択だと思います。何がなんでも一眼レフという気合いを感じますよね。あのメーカーだけは独自の路線を開拓していくのかもしれませんね!

  • 新たな年をいかがお過ごしでいらっしゃいますか。

    YMさんはかなり早い時期から「これからはミラーレスしか選択肢はない」「大手で無難だか
    らという理由でCANONやNIKON(いずれも当時ミラーレス未発売)を勧める販売員は信用してはいけない」と、批判覚悟で相当尖ったご意見を述べておられましたね。
    CANON・NIKONもミラーレスに舵を切った現在、ほぼ予言が的中した格好です。
    もちろん、私自身R Ⅲをメインとしつつも6Dを手放せずにおりますので、一眼レフを否定的に捉えている訳ではありません。

    YMさんに乗っかるようで、かつ、手前味噌で恐縮ではありますが「新しくカメラを始めたい。そこそこの予算は準備している」という前提で相談されたら、やはり私も α7 Ⅲなんだろうなあと思います。R6の相場がこなれてきたら、そちらも視野に入りますよね。

    しかし、お勧めカメラに2台のαが入るとは、1年前のYMさんからは想像も・・・ 笑
    そして、最後のライカのオチはお約束で 笑

    • Hiroさん、今年もよろしくお願いします!

      ミラーレス、もはやすっかり主流になりましたよね…
      といっても、私もXシリーズ最高!とか言いながら5D MarkⅢ買ってたりしてましたので…笑
      私もデジタル一眼カメラは「モノとして好き」なので、10万円以下で5D MarkⅣが買える時代になったらまたほしいですね。

      なんだかXを吹っ切ったら、αしか残ってなかったですね。(Canon R6はもう少し在庫があったら危なかったかも。)でも、ここまでα推しになるのは1年前(買ってすぐ売却…)からは想像つかなかったですね。
      色々ありましたけど、今年からは心機一転、αを極めていこうと思います!

  • 明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。

    私も昨年末、FUJIの機材を全て売却、Z 6IIとZレンズに移行しました。マウント移行の理由はYMさんとは違いますが、、、、

    Z6IIはいい選択だったと思います。Nikonがどうなるか将来性に不安を持たれているようですが、、、私の場合71歳なので、、、自分の将来の方がよほど心配です(笑)

    • Nobさん、今年もよろしくお願いします!

      Nikon ZのⅡ型、いいですよね!確かに記事内では会社の将来が心配…という話をしましたが、自分の方が早く…というのは考えてませんでした。確かにわたしだってニコンより長生きできる保証はないですよね。

      性能は申し分ない素晴らしいカメラなので、機会があれば使ってみたい…

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